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Handicapped

障がい者歯科

身体の不自由や緊張があって、治療のための姿勢が保てない。
院内で騒いだり暴れたりしてしまったら、周りの人に迷惑かけてしまう。
自分の歯の痛みや症状をうまく説明できない。
また、説明をされても十分に理解できず、前向きになれない。
耳が聞こえない。
口の中に治療器具が入ると不安が強くなったり、嘔吐の反応が強くなる。
とにかく歯医者が怖い。

このような理由で歯科治療をためらっていませんか?
よねやま歯科では、歯科の治療が困難な方に「障害者歯科」がございます。

  • 保護者の方へのお願い →
    (※ご一読お願いいたします)

    患者さんとスタッフとの信頼関係を築き、円滑に診療を進めるために、保護者・介護者の方にご理解・ご協力いただきたい事があります。

    • 1

      「歯医者」や「注射」を日頃叱るときの手段に使うのはやめましょう。

    • 2

      「見るだけ」「何もしない」等、嘘でごまかしながら連れてくるのはやめましょう。

    • 3

      ご褒美(物や食べ物など)を条件に連れてくるのはやめましょう。診療後は頑張ったことに対して十分に褒め、達成感を与えるようにしましょう。

    • 4

      日常生活の中で一定時間我慢することや、「お口開いて」等の指示に従うことは、歯科診療の練習につながります。毎日の歯磨き等日常の中で心がけてみてください。

    • 5

      「安全で確実な診療」を行うため、また、「困難を乗り越えるきっかけづくり」のため、スタッフがお手伝いすることがあります。その際は極力状態の変化を見ながら行い、いずれは自分一人で出来るように働きかけていきます。

よねやま歯科の障害者歯科の特徴

1.障害者歯科治療の経験が多い

当院の特徴は「障害者歯科学会」「摂食嚥下(えんげ)リハビリテーション学会」に所属し、昭和大学口腔衛生学教室に在籍し、この分野の治療経験が多くあります。

また、東京都立心身障害者口腔保健センター・東京都健康長寿医療センターに在籍し障害者歯科に精通した歯科衛生士もおりますので安心してお任せ下さい。

2.ひとり一人に合わせた治療法

行動調整法

自閉症、知的能力障害などの方で、コミュニケーションがうまくとれない場合は、視覚的にわかりやすく説明をしたり、 数を数えながら終わる時間を見通せるようにしたりする「行動調整法」を用いてできることから少しずつ治療します。

TSD(Tell-show-do)法

これから行うことを「教える(Tell)」、使う器具を「見せる(Show)」、実際に「行う(Do)」ことです。 今から何を使ってどういうことをするのか、実際に見せながら説明することで不安を無くし、説明したことを行います。

カウント法

数を数えながら治療を行うことで、終わる見通しを立ててもらいます。今の状態 がどれくらい続くのかわからないということも不安になってしまう要素です。 例えば、「1、2、3、.・・・」と数えながら「10」まで歯磨きすると、「10になると終わる」ということがわかってもらえるので安心につながります。

系統的脱感作法

簡単なことや刺激の弱いことから始めて、次第に難しさや刺激の強さを上げていく方法です。座って歯磨きができたら、次は診療台に寝ながら歯磨きをしてみる、 それができたら次はミラーで口の中を見せてもらう・・・というように、ステップアップしていきます。

静脈内鎮静法

静脈から点滴をして、不安を軽減させる薬を投与したうえで治療を行います。歯科麻酔専門医のもとで行われるので安心です。 また、こちらの方法は歯科恐怖症(歯科処理そのものに対する不安・ストレスが原因となり通常の歯科治療が困難な方)の方にも適応です。

3.恐怖や不安が強い場合は「笑気ガス」でリラックス

笑気ガス(低濃度笑気吸入鎮静法)の使用目的は、笑気ガスの使用により、歯科治療中の患者さんのストレスを軽減し、心地良い気分にして少しでも快適な治療を受けていただくことです。 笑気ガスとは20~40%の亜酸化窒素と80~60%の酸素を混合したもので、この混合ガスを吸入することにより心地良い気分になり、痛みや外部の刺激を減少させます。 空気中の酸素濃度は約20%で、その3倍から4倍の酸素を吸入しながら行いますので安心です。また吸入した亜酸化窒素は治療後に酸素100%の吸入を行うことにより直ちに体外に排出され、 副作用の報告もほとんどされておりません。ただし、歯科治療の必要性が理解できない患者さん(2歳以下の幼児など)や、鼻がつまっている患者さんは適応外となります。

歯科治療に対する不安や恐怖心が強い患者さんや嘔吐反射が極めて過敏な患者さんは担当医にご相談ください。

様々な障害のある方への歯科治療

1.発達障害と歯科治療

虫歯の治療は、治療台に仰向けになり、口を開け、ライトを当てられ、 何をされているか見えない状態で長い時間強い振動や光を浴び、苦痛を伴う処置を受けなくてはなりません。

強い刺激や人に触られる事が苦手な発達障害児にとって歯の治療は、想像を絶する苦痛以外のなにものでもないです。 そこで、よねやま歯科では、歯の治療をしなくて済むように、次のことをを大切にしております。

歯磨きを生活習慣として定着していく
間食のコントロール
定期的なチェックと予防処置を受ける

子どもの時の印象や経験は、ずっと心に残ります。 子どもの時に身に付けた生活習慣は一生続きます。 みんなで話し合い、協力しながら、お一人お一人のお子様にあった方法で、お口の健康を守っていきたいと思っております。

2.聴覚に障がいのある方の歯科治療

聴覚に障がいを持たれている方は、「歯科医院に通って治療するのが難しい」または「治療するのがこわい」と思われていたり、 集団の中で困った経験をされたことも多く、また「きこえない」からくる情報不足や誤解により、間違った行動を取ってしまい、 周囲の人に迷惑をかけてしまうなどの遠慮から、本当に困らないと病院に行かないことも多いと思われます。

よねやま歯科では、絵カードを使い筆談しながら、対応させていただきます。ご遠慮なく書面(メモなど)でご希望を伝えて下さい。 歯科医師、歯科衛生士、介護福祉士が対応いたしております。

受診に際して、これまでの歯科受診の思いや、現在の状態、お薬手帳などご持参をお願いいたしております。

また、初診時には障害の程度によって、患者さんに合わせて治療内容、治療方法をご説明させていただいておりますので、 ご家族の方、施設の方、ケアマネさんの同席をお願いさせていただく場合もございますので、あらかじめご了承下さい。 聴覚障がいの方が、不安が少しでも減少し、快適に診療を受けられますよう、ご協力お願いいたします。

3.認知症、軽度認知症(MCI)がある方の歯科治療

まずは、徹底的な予防処置を行い、虫歯や歯周病を積極的に防いでいきます。次に歯科医院にくる時は、なかなか口を開いてくれなくなっているかもしれないので、 複雑な形の入れ歯などはシンプルな形へ変更し、ご家族でも外しやすく歯磨きしやすい形に直していきます。

4.認知症、軽度認知症(MCI)がある方の歯科治療

まずは、徹底的な予防処置を行い、虫歯や歯周病を積極的に防いでいきます。次に歯科医院にくる時は、なかなか口を開いてくれなくなっているかもしれないので、 複雑な形の入れ歯などはシンプルな形へ変更し、ご家族でも外しやすく歯磨きしやすい形に直していきます。

障害や病気があるため歯科治療が受けられず、お困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。

虫歯が数多くあったり、笑気吸入鎮静法などの効果がなく治療困難な場合は、昭和大学歯科病院、 荏原病院での全身麻酔下での歯科治療をご紹介させていただき、その後のメンテナンスや定期検診は当院で行うことは可能です。